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夏だから怪奇現象というわけでもないのですが……。 「神社へ行ったことなどをブログに書く割には、写真の一枚も載っていない」と思っている人がいるかもしれない。 これには理由があるのだが、私は神社の写真は撮らない。いや、撮らないようになった。 かつては、旅行へ行ったりすれば、他の風景と同じように神社に向けてシャッターを切っていた。 その頃はデジカメはなく昔の一般的なタイプのカメラだったのだが、撮ったフィルムを現像に出すと、なぜか神社の写真にはオレンジ色の光が写っていることが多かった。一見、現像した際に溶剤が間違ってかかったのかとも思われたが、白からオレンジ色までのトーンの発光が写真を横切っているのだ。 この現象は寺よりも、圧倒的に神社に多かったことを覚えている。 そういうことが何度かあった後で、知人とともに遊び半分で八ミリフィルムを撮ることになった。 その頃住んでいた兵庫県川西市に新興宗教の寺(といっても外見は普通の家)があり、その寺の前に石造りの像を祀ってある場所があった。彼は大学卒業後心身症的になって、その寺にお世話になっていた。 自宅や他の場所でも撮影したのだが、その石像に向かって八ミリの撮影機を回そうとした瞬間、いきなり音がして機械が動かなくなった。 家で映写機にかけてみると、石像が映った瞬間、焼ききれたようになっていた。 怖くなるというよりは、あの場所が明らかに強いパワーを発していたのだと思った。その力を見せつけられた感じだった。 この手の現象は、他の人も体験したことがあるかもしれないが、私にはときどき起こることのようだ。 20歳以上年上の友人と広島に旅行に行った際にも、原爆ドームが建つ川辺でカメラを取り出したら、いきなりシャッターが切れなかった。 カメラの電池がいつ切れるかなと思いながらも、ずっと切れずに使えていたので、単純に言えば「電池切れ」だった。電池を入れ替えたら撮れたのだが、それまで普通の場所では使えていたのに、あそこに立った瞬間、わずかな電池では撮れなくなったのだ。 やはりあの川には悲惨な過去を経たせいで、なんらかの負のエネルギーが残っているのだと感じた。 その後、神社にはカメラを向けたことはないが、トルコ旅行の際にトプカプ宮殿の展示室に展示されていた「マホメットの足型と髭」を写した。その写真にも、白い発光体がガラスケースに入ったマホメットの髭からヒューンと飛びたっているのが、はっきり写っている。 どうして目には見えないものが写真を撮ると写っているのかは、謎だ。でも、そういうことってごく普通に私たちの身の回りにあるのね、と私は感じているのである。 |
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